事業所閉鎖+未払い賃金の請求
■解決年月:2016年11月 ■職種等:ウェブデザイナー ■勤続年数:2年 ■男性 正社員
事業所閉鎖を理由に解雇された。組合員は、解雇された後、会社代表者に未払残業代支払い(約100万円)を請求したところ、「半年後の倒産を予定しているので現在弁護士に相談中」との回答を受けた。
その後、ユニオンに加入し、倒産に至るまでの経過説明や未払残業代支払いを求めて団交申入れしたところ、破産申立代理人(弁護士)から「倒産手続き中のため団交には応じられない。」との回答が来た。
その後、破産管財人(弁護士)より、未払残業代を証明する書証等を提出すれば、国の未払い賃金立替え払いの手続を行う、との連絡があったため、ユニオンを通じて、請求根拠のタイムカードと業務日報の写し、残業代計算表を破産管財人に提出した。
破産管財人がそれらを基に立替払いの手続を行い、組合員は未払残業代の立替払いを受けることができた。