昨今、当組合にも育児や介護と仕事の両立に関する相談が多く寄せられています
■ 相談の様子がNHKで放送されました
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20240523/5010024386.html
少子化対策が急務の今、子育てしやすい柔軟な働き方をすすめるために、育児介護休業法の改正案が国会で審議されています。
しかし、子どもの病気などを理由に休みがちな労働者を「子持ち様」と揶揄して批判する動きなど、子育てと仕事を両立するのはたやすいことではなさそうです。
当組合にも、子どもの病気で休むことを非難され退職を決意した(女)、育児を理由に歓迎会や社員旅行を欠席したら個室で何時間も批判された(男)、育児で大変な時期に遠方事業所への業所への配転を命じられた(男)、などの相談が寄せられています。
また、コロナ最流行期には、育児休業中の女性労働者からの従前の職場に戻れない、という相談が多数寄せられていました。(上記の内加入された方の件については、団体交渉を通じて円満解決できました。)
育児介護休業法はあっても、労働者がそれを安心して行使することができない、ひいては、行使したことによる不利益取扱いすら受けている状況であると思われます。
また、男性の育児休業取得や「時短勤務」「残業免除」制度などの利用も進んでいません。
妊娠中の人、出産する人、子育て中、介護のことでお困りの方につきましては、どんな些細なことでもけっこうですので、困ったことや疑問などお気軽にご相談ください。
■ 家庭と仕事の両立に関する件で当組合の活動が報道されました。
・2024年5月7日 西日本新聞 「家族手当 誰のため?」
・2024年3月19日 西日本新聞 「育児中に配転命令 退職へ」
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