突然「次回の契約更新を遠慮していただきたい」と雇い止めの通知

■解決年月:2006年6月 ■職種等:事務/契約社員
■勤続年数:2年 ■女性

突然「次回の契約更新を遠慮していただきたい」と雇い止めの通知をされる。労働者は厚労省発出の「雇い止めに関する基準」告知を示し、雇い止め理由書の提出を求めたが、「契約期間満了」と告げるのみであった。また残余の有給休暇日数の質問にも答えなかった。
理由の説明もしない不誠実な対応に憤慨しユニオンに相談。聞き取りの結果、雇い入れ時に1年間の雇用契約書を取り交わしたが、その後更新手続きなく今に至っていることがわかった。ユニオンに加入し、実質期間の定めのない雇用契約となっていることを前提とし、解雇理由書の提出、有期雇用契約とする根拠の説明等を求めて団交申し入れ。会社は弁護士に代理人を依頼、残余有休の取得と解決金支払で合意した。