団体交渉を嫌がって解決
■解決年月:2008年8月 ■職種等:営業/正社員
■勤続年数:7年5ヶ月 ■男性
事前の内示もせず、突然配転と11万6千円の賃金切り下げを命令した。労働者は、勤務継続は困難と判断し、退職を前提とした年休消化に入った。同時にユニオンに相談加入となった。
組合は、実質的な退職勧奨であるとして、不当配転、賃金切り下げ撤回の要求を行うとともに、労働者に出勤を促した。すると、会社は、団体交渉を嫌って、労働者に配転と賃金切り下げを全面撤回することを回答した。組合は、それを受け入れ、交渉することなく解決することとなった。