5年雇い止め方針で、12人の嘱託のうち10人が雇い止め
■解決年月:2004年9月 ■職種等:事務/嘱託
■勤続年数:6年 ■女性
5年間の雇い止め方針で、12人の嘱託のうち10人が雇い止めとなった。その中には勤続5年以上の労働者が3人おり、2人がユニオン加入となった。 団交では、採用面接時に定年まで働けると言われたことや、5年問題でも5年ごとに契約更新が繰り返されると説明を受けた、との主張を行ったが、会社の方針は変わらなかった。交渉は決裂、地位保全の仮処分申請を行った。審尋では職場復帰の和解も金銭解決でも金額が折り合わず、裁判所の判断を待つことにした。ところが、会社はその後裁判所に解決金の上積みを提案、要求した金額を下回っていたが、早期解決を優先し解決した。