退職願いを提出し受理されるが、後任者が決定しないからと退職を認めない
■解決年月:2004年2月 ■職種等:事務/正社員
■勤続年数:1年 ■女性
不払残業、非効率的業務の強要、上司の暴言とセクハラ等による精神的ストレスが原因の自律神経失調症となり、1ケ月後の退職願いを提出し受理される。しかし、後任者が決定しない(採用条件が悪いことも原因)ことを理由に退職を認めない。
会社は、組合の組合加入通知と要求内容に抗議。組合の粘り強い説得で社長との協議を約束。しかし、交渉当日、その場に社長は出席せず(隣の部屋に隠れて交渉の推移を盗み聞き)、他の役員で対応させる。
組合は、不誠実な対応に強く抗議、交渉決裂を通告。慌てた社長は、交渉に参加、言い訳に終始したが、要求を全て認めたため決着した。