大幅な収入減が予想される配置転換を命じられた
■解決年月:2020年4月 ■職種等:警備員 ■男性 ■パート
使用者は、施設や商業ビルの警備や設備管理の請負会社。組合員は、同一の公共施設の警備員として契約更新してきていたにもかかわらず、突然、次年度は別の施設に異動するよう命じられた。
組合員は、勤務地限定の雇用契約と認識していること、異動先は、新型コロナウィルス流行の影響で休館していること、勤務シフトの関係で大幅な減収が予想されることから、現行の施設での継続勤務を希望していた。
組合から使用者に対し組合加入通知と当事者間で円満な解決を図るよう申し入れを行った。すると、使用者が配転通知を撤回し、現行の労働条件での継続勤務を回答したため解決した。