退職金支払い要求を拒否されたことによって、退職金受給資格がある4人がユニオンに加入

■解決年月:2007年6月 ■職種等:ホール/正社員
■勤続年数:2~4年 ■男性・女性

退職者の一人が退職金を要求したが、拒否された。弁護士に相談するとユニオンを紹介され、退職金受給資格がある4人が相談し加入となった。
ユニオンでの要求は、退職金及び未払い残業となった。退職金は、当初退職金制度は廃止したと主張していたが、ユニオンの要求を受け入れた。一方、未払い残業については、タイムカードが存在しないため、労働の実態から労働時間を推定し要求した。会社は、賃金には残業代が含まれており、且つ労働時間の認定が少なく未払い残業代は存在しないと主張した。 未払い時間は訴訟すれば獲得できる可能性はあったが、労働者が早期解決を希望したため従来支給していた退職金にプラスアルファして解決した。
その後、会社が退職金制度廃止を発表した後退職した者1名が退職金の支払を求めてユニオンに相談し加入した。先行の4名と同条件で合意した。