解雇は撤回されたが業務を外され雑用ばかりさせられた

■解決年月:2013年9月 ■職種等:機械設計/正社員
■勤続年数:1年 
■男性

大手メーカーを早期退職した後、定年制もなく、前職の経験を生かせると判断しこの会社に再就職した。勤続1年後、突然「会社都合による」解雇を予告された。理由を尋ねると、ミーティングでの口調が威圧的、社長にものを持たせた等を例に挙げ、「不適切な言動により人間関係の維持や協力的姿勢が得られず業務運営上支障をきたしている」と記述した解雇理由書を交付された。

一度だけミーティングで「威圧的だ。」と指摘されたことはあったが、それ以外に注意指導された事実はなく、明らかな不当解雇と判断された。

解雇撤回等を要求して団体交渉を申し入れると、直ちに解雇が撤回された。しかし、それまでの担当業務を外され雑用ばかり命じられる状態が続いていたため、団体交渉は行うこととし、日程調整をしていたところ、組合員に別の就職先が見つかったため、現会社は退職することとし団交は行わず終了した。