社員会脱退を機に労組結成

■解決年月:2005年12月 ■職種等:管制/正社員
■勤続年数:2~8年 ■男性

社員会に入っていたが、運営の仕方と会社との対応姿勢(不利益変更など、会社の言うがままに受け入れる)に不満があり、管制部門全員が社員会を脱退した。ところが、脱退理由の詮索など会社の干渉、圧迫が激しく、労働組合の必要性を痛感しひとりがユニオン加入となった。加入者の人間関係でユニオン加入を働きかけてきたが、動きを会社が察知することとなり、急遽18人で分会を結成して加入通知と団交申し入れを行なった。
まずは、社員会が受け入れていた不利益変更(雪氷や台風時の割増賃金不払い)の是正等を要求した。会社は、雪氷迫る時期に争うことを避け、労働者の申告により従前どおり残業にすることを当面の措置として回答した。
(1)組合員の不平・不満等を要求として集約すること。(2)組合員を事業所で過半数(30人)を超えるまでに拡大すること。(3)分会の組織的運営の確立、など課題は山積している。支部、地域分会とも連携し粘り強く活動を進めていきたい。