会社対抗ソフトボール大会で骨折、入院手術後退院、出勤したところ、これまでの業務を外され、退職を強要

■解決年月:2007年1月 ■職種等:事務/正社員
■勤続年数:17年 ■男性

会社対抗ソフトボール大会で骨折、入院手術後退院、出勤したところ、これまでの業務を外され、退職を強要された。
団交を申し入れに対し、団交日程を確認した。ところが、労働者は使用者の立場にあり、一人組合は団体性にも疑義があることなどを理由に団交を拒否した。会社に対する数回の抗議・団交開催の要請行動を行うとともに、労働委員会に「団交開催」のあっせんを申請した。その結果、労働委員会立会いの下で団交が開催され、その後自主的な団交を行った。労働者が、退職の意向があったことと、勤務姿勢に対する職場の社員の不満の声が文書で明らかになったことを踏まえ、金銭解決の折衝を行った。勤続年数、これまでの貢献度を評価する内容の金額提示があったので、会社都合退職扱いで合意した。