休憩時間は労働時間?料理長は管理監督者?

■解決年月:2009年6月 ■職種等:調理・ホール/正社員
■勤続年数:3~15年 ■男性・女性

退職後の未払い残業の請求。
3回目の団交から代理人弁護士が出席し、解決に向けての協議となった。労使の主な主張の対立は(休憩時間も業務を遂行しなければならない実態があり)休憩時間を労働時間と認めるか、料理長を管理監督者と認めるかにあった。
会社提案では、休憩時間を除いた労働時間の7割を認める、料理長は管理監督者であるので未払い残業はないという内容であった。そこで、一括解決を目指し管理監督者の判断をせずに紛争解決のために退職功労金の支払いを提案し、すべての合意を行った。