同僚社員のイライラした言動が原因によるストレスでうつ病に

■解決年月:2004年2月 ■職種等:事務/正社員
■勤続年数:3年7ヶ月 ■女性

同僚社員のイライラした言動が原因の精神的ストレスでうつ病になる。耐えられないと判断し、退職を申し出る。しかし、希望した年休消化と退職日を拒否され、即日退職(解雇)通知。
組合は、解雇撤回、謝罪と職場環境配慮義務の徹底、紛争解決までの賃金補償等を要求した。
団交で会社は、当初労働者が要求した年休取得後の退職日は認めたものの解雇を否定した。その後組合は、労働者が退職し病気療養を優先する姿勢に転換した為、退職条件を提案した。しかし、代理人弁護士の硬直的な姿勢と解決条件との乖離が大きく交渉が決裂した。
組合は、その後代理人弁護士を外して会社に訴訟や大衆的行動による混乱を回避しようと説得、退職金割増、傷病手当金受給手続きの協力等で合意し解決した。