夫が妻の会社に妻の労働条件について確認したところ、、

■解決年月:2020年3月 ■職種等:店員 ■女性 ■パート

使用者は、量販店等のレジ業務専門の請負会社。組合員は外国籍で日本人の夫がいる。組合員は日本語が少し不自由だったために、夫が組合員の雇用保険や労働時間について人事部に電話をかけたことからトラブルに発展し、雇止めを通告された。また、夫の電話をきっかけに所属長から嫌味や暴言を受け職場にも居づらい状況になっていた。

雇止め撤回と職場環境の改善等を求めて団交を申し入れた。団交で、組合から、夫が妻の労使関係に介入しすぎたことを反省していることを伝えると、雇止めを撤回すること、所属長の不適切発言を認め、使用者及び所属長が組合員に謝罪すること、再発防止に努めることなどを回答したため、合意した。