6月に医院を開業したばかりにもかかわらず、8月には閉院、全部の従業員に解雇を通知

■解決年月:2006年9月 ■職種等:看護師・助手・事務/正社員
■勤続年数:3ヶ月 ■男性・女性

6月に医院を開業したばかりにもかかわらず、8月には閉院、全部の従業員に解雇を通知した。院長は、閉院の理由として、医院に窓が無いこととやる気を無くした、と説明した。
5人全員がユニオンに加入し、組合加入通知は院長の実家に郵送したところ(既に閉院のため)、母親が対応した。その後代理人弁護士が対応することになった。院長は、勤務医から初めての開業であったが、精神疾患に罹患し継続が困難になっていた背景があった。短期での閉院で取引先及び家主(テナント料)に多額の負債を抱えることになり、個人には支払能力が無かった。しかし、代理人弁護士が労使問題(解雇及びセクハラ)の解決を最優先し、誠実な対応をしたことで、早期解決ができた。