適応障害で休職後の職場復帰に関する問題

■解決年月:2012年11月 ■職種等:営業/正社員
■勤続年数:6年8ヶ月 ■男性

適応障害で休職後職場復帰を申し出ると、会社が復職を認めず、都合1年10ヶ月間休職させられた事案。

休職前の就業場所、職種(営業)で復職させることを要求して団交を申し入れた。

会社は、最短6ヶ月の“復職支援プログラム”に沿った復職を回答した。組合は、組合員の意向を尊重し復職後の転勤なしを要求したが、会社が拒否したため、福岡での就業を前提に別の解決案を模索することとなった。

組合は解決案として、関連会社への転籍を要求したが、会社に受け入れの余地なく拒否したため、やむなく解決金支払いで合意した。

会社は、交渉中に休職期間が満了したが、労使交渉に配慮し、見切り発車することなく合意まで誠実に対応した。