生徒数減少で担当コマ数ゼロ

■解決年月:2009年7月 ■職種等:非常勤講師/契約社員
■勤続年数:3年6ヶ月 ■女性

突然、学園から従前の担当コマ数がゼロになったと通知された。学生数の減少に伴い担当業務がなくなった旨の雇い止めの理由書が交付された。
しかし、生徒数の学校全体の減少はあるものの、労働者の担当学科の生徒数減少の事実はなく、その後も当該学科の授業は継続されていた。
団交で学園は、講師としての不適格性を指摘し、雇い止めの正当性を主張した。しかし雇い止めの理由は、数年前の出来事や、事実と異なるものばかりであって、合理的な理由ではなかった。学園も組合の反論を認め、職場復帰を除く和解の姿勢を示した。職場復帰の要求であったが、結果的には解決金の支払いで決着した。