正社員とほぼ同一の仕事で24年間働き続けた果てに雇い止め!

■解決年月:2014年8月 ■職種等:工場内作業/パート
■勤続年数:24年  ■ 女

週37.5時間勤務のパートタイマーとして約24年間有期雇用契約を更新した後、雇止めされた。雇止め撤回を要求して団体交渉を申し入れたが、使用者は、雇止め理由につき、雇用契約期間が満了した、としか述べず、それ以上の説明をしなかった。団交は決裂し、裁判に訴えることとなった。

組合員は男性の正社員に混じって工場内作業に従事していた。仕事内容は正社員と殆ど同一であったため、地位保全と併せて正社員との賃金差額の支払いも請求した。

約1年3ヶ月の審理の末、勝利的和解を勝ち取った。和解調書には長年の精勤への謝辞も盛り込むこととした。