業績不振のため、社員、準社員は給与の1割カット

■解決年月:2003年5月 ■職種等:製造/パート・準社員
■勤続年数:18年/10年/5年 ■女性

「業績不振のため、社員、準社員は給与の1割カット、パートは時給の切り下げを実施する」との通知があったが、実際は、正社員、準社員の賃金カットは行われず、パートだけに時給の40円切り下げが実施された。また年休は、準社員には年間10日の付与、パートには全く付与しない、パートには賞与なしなど、正社員との差別待遇が目立っていた。時給の回復と年次休の法定付与他、正社員との均等待遇を要求。
1回目の団交で、唐突にパート2名に対し「次期の契約更新をしない」と通知するなど、不当労働行為に対して全く無知な態度を示したが、その後撤回。時給回復は会社の抵抗が強かったが、20円の回復で合意、年休も法定の付与日数に是正した。
今後も正社員との均等待遇を目指し、粘り強く闘っていかなければならない。